インプラントの歯の形はどんな形になるの?

インプラントを行うにあたって、インプラントの歯だけが不自然に目立ってしまわないかということが気になるという人は多いのではないでしょうか。
インプラント自体が、入れ歯などと違って金具が見えないために、天然の歯と見分けがつきにくいという点が魅力であるだけに、インプラントの歯と周囲の歯との調和は重要なことであると思います。
では、どのようにしてインプラントの歯の形を作っていくのでしょうか。

インプラントの歯の形は、基本的に人口歯根を骨に埋め込み、その部分の歯ぐきが回復してから作成されることになります。
まず、口の中の型や歯の型を取り、歯並びやその他の歯の形や色をチェックし、本人との希望も考慮しながらインプラントの歯の形を作っていきます。
インプラントクリニックによっても異なりますが、多くの場合が本人の口の中の模型を作製し、模型上でインプラントを入れた後の状態を何度もシミュレーションし、歯の形状を細かく決めていくのです。
そのため、人工歯といえど、天然の歯と変わらない使い心地で使用することができるのです。

ちなみに、インプラントの方法などにもよりますが、一度治療したインプラントの歯の形を後から変更することはできるようになっています。
ただし、どうしても歯ぐきや骨に与えるダメージを防ぐことはできないため、できることなら一度で満足のいく歯の形になるといいですね。
そのためにも、インプラントクリニックを選ぶときには、患者の話を親身になって聞いてくれたり、カウンセリングや説明を丁寧に行ってくれるようなクリニックを選ぶということが大切です。

歯の形や噛み合わせに関連して、インプラントと歯の矯正を並行して行う治療法も存在します。
まだ行っているクリニックはそれほど多くはありませんが、従来の矯正と比べて治療期間が半分ほどで済み、更に治療結果も良い結果が出やすいということで注目されています。
もしも他の歯との噛み合わせなどが気になっているということであれば、インプラントを行うときに一度相談してみると良いかもしれませんね。

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