人工の歯と言われているインプラントは、入れ歯などと違って自分の骨と結合しているために強度が高く、更に見た目にも良いということで人気の高い治療方法です。
しかし、インプラント治療を行うにあたって気になるのが治療中や治療後の生活のことです。
そこで、ここでは気になるインプラント治療中や治療後の歯のことについてご説明したいと思います。
まず、もっとも気になると思われる、インプラントの手術を行った後は、どのように食事を摂れば良いのかということです。
インプラントの手術は、抜歯と同じようなものであると考えられると良いと思います。
インプラント手術後すぐは、傷口の治りを早くするために、インプラント治療を行った側と反対の方の歯で食べ物を噛むようにしましょう。
特に手術当日や翌日は、おかゆなどの柔らかめの物を食べるようにすると良いでしょう。
特に食べてはいけない物などは無いと言われていますが、辛い物やアルコール分などは、出血したりする原因となる恐れがあるため控えたほうが良いでしょう。
インプラントの歯は、どれくらいで通常のように噛めるようになるのかというと、その素材や部位などにもよって異なりますが、だいたい2か月くらいで天然の歯と同じように使用できるようになると言われています。
治療後すぐの段階では、馴染むようになるまでは無理をせず、なるべく柔らかいものから食べる練習をすると良いでしょう。
馴染んでくれば、これまでの天然の歯と同じように食べられるようになりますから、入れ歯や歯が無い状態では食べることができなかったようなものも、安心して食べていただけるようになります。
インプラント治療後の患者さんからは、これまで味わうことができなかったものを食べることができたり、食べ物に関して何も気にせずに食べることができたりするという喜びの声がとても多いようです。
インプラントは保険が適用されないため、どうしても高額な治療費となってしまうのですが、今後の生活が快適になることを考えればそのくらいの費用がかかっても良いと考えている人が多いというのも事実です。
やはり、入れ歯などでは味わえないインプラントの良さがあるのですね。
インプラント治療のメリットと失敗例についてはこちらをご覧ください。